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Canción de la libertad

日々の中に楽しみを。中古で買った家をよりよくしていくこと、ADHD的節約&お片付けの工夫をしていくブログです。

ADHDのお薬

私は昨年ADHDと診断されてから、薬物療法とカウンセリングを受けています。

 

今日は薬物療法のお話をしたいと思います。

 

ADHDには主に2つのお薬がでています。

 

ストラテラコンサータです。

他にもリタリンというお薬が子供向けに発売されていますが、私は大人なので飲んだことがありません。

 

ストラテラ 

病気・検査・薬 Wiki : アトモキセチン塩酸塩(Atomoxetine hydrochloride) [ストラテラカプセル] - 医療 Wiki

 

コンサータ

病気・検査・薬 Wiki : メチルフェニデート塩酸塩(Methylphenidate hydrochloride) [コンサータ錠] - 医療 Wiki

 

 

 

私はADHDと診断されてから、ストラテラコンサータの順でお薬を変えました。

 

今はコンサータ18mgと27mgをそのときどきに応じて飲んでいます。

 

最初はストラテラを飲んでいたのですが、2ヶ月ほどでうつ症状が出てきて、

何かをしたいという情熱がなくなり、生きる気力がなくなってしまいました。

 

確かに落ち着き感や冷静さ、世界の静けさは感じられ、ストラテラを飲んだからこそ感じることのできる世界の静寂の美しさのようなものにはうっとりするようなきもちになりました。実際に職場でも落ち着いていられる時間や自分を冷静に見る時間も増えていました。

 

ですが、飲み続けるにつれ、いままでADHDだからこそ感じられていたジェットコースターのような感情の動きや、鮮やかでうるさい世界から得ていた活力のようなもの、

わけもなく走り出したくなるような躍動感、衝動的なことに身を委ねるワクワク感など、いろいろなものが消えてしまい、よく他の方も表現されていますが灰色の世界を生きているような感じがしてきました。

 

夫からも明らかに元気がないと言われ、お医者さんにもそれらを伝えたところあっていないと言われました。

ストラテラうつ病の方にも効果のあるお薬だそうで、うつ傾向になるのであればあっていないのだろうということでした。

 

ストラテラで、落ち着き、世界の静けさ、注意力散漫が少しは緩和されていたので、

残念だったのですが、お薬をストラテラからコンサータへと変更することになりました。

 

コンサータは18mgからはじめ、初めて飲んだ日、あたまがとてもすっきりしました。あのクリアな感じは、本当に体調のいいときにしか感じたことがないものだったので、今でもよく覚えています。とても衝撃的でした。

 

ストラテラのすっきり感よりも視界がクリアで、なによりやる気も出て、その日に掃除をしたり、洗濯物をたたんだり(苦手でいつもできないのですが)して、家がどんどん綺麗になったことを覚えています。

その日は薬の効果かプラセボかはわかりませんが興奮状態だったのか夜も眠れませんでした。

 

しばらく18mgを続け、飲み続けていると先送り防止にも効果があるようで、

細かな掃除をしたり、洗濯物をたたむようになり、お薬を飲み忘れた日もなんとなく

そういったことができるようになってきました。

 

先生曰く、身の回りのことはコンサータを飲んで、片付け癖をつけて、それを習慣にしてお薬をやめていくのがいいとのことで、しばらく飲んだり飲み忘れたりして過ごしました。

 

また注意欠陥についても、片付ける習慣や準備をする習慣を身につけていくことで忘れ物もだいぶ改善されたような気がします。

ただ18mgだとやらかしてしまうことも多かったので、危険をともなう仕事のときは27mgも飲んでいます。

 

飲み始めはどちらも(息苦しさや動悸、胃の違和感など)副作用がありましたが、今はそんなに感じていません。

 

なんとなくですが、私の場合、低覚醒状態が注意欠陥の原因になっているのかなと思います。無意識のときにたいてい忘れ物や怪我をしてしまうので、覚醒状態がつづているとちゃんと考えたりできるみたいです。

 

とはいえ、今でやっと普通のうっかりさん並みだと思います。

今までは1日の中で10回以上のうっかりをして、それに振り回されていました。

やけどや、打ち身(いろいろなところにぶつける)、つまずいて転ぶ、なども多かったです。

コンサータでだいぶ改善されたと思います。

 

私は薬の感度がいいのか18mgからはじめめて、28mg以上は増やしていませんが、だんだん体が慣れて効かなくなってくるお薬でもあるので、増やしていくことも多いそうです。

なんとなく、そうなるのが怖いというのと、夜勤の日は飲めない(効果が9時間で切れるとすごく眠たくなるのと、リズムをつけるために朝飲むように言われている)ので、必然的に週に何度か休薬することになるので、効き目は今のところ落ちていません。

 

ただコンサータは、私の場合、生理周期のホルモンバランスの変化によって効き方が変わるのか、

あまり効かないとき、いい感じに聞くとき、逆に衝動的になるとき、と日によって違うなあという感じです。

 

もともと日によって、ホルモンバランスもそうですが、気圧の変化などにも敏感なほうで体の調子がしょっちゅう変わるので、それもあってかコンサータによってその幅も大きくなるようなところがある気もしています。

 

もちろんお薬だけではカバーできないこともたくさんあるので、そういうものは

カウンセリングや、リアルな工夫をしていくことで少しずつ改善していっています。

 

それでも職場で、「落ち着いて!」「ゆっくりね」と言われるたびに、泣きたいような気持ちになります。

 

そういうときは、ソラナックスのような抗不安剤を飲むこともあります。

大人のADHDの人は、小さい頃からずっと、忘れ物が多い、だらしがない、落ち着きがないと言われて育ってきたので、自己肯定感が低い人が多いといわれています。

 

実際に私もそうで、だからこそ、今まで言われてきたことを言われると辛いし、

こんな自分でどうして生きているんだろうと悲しくなります。

 

私も躁鬱(気分障害)で通院したことがありますが、併発するケースも多いようです。

私も辛くて死にたくなるようなときは、無理をせずお薬を飲みます。

ただ、抗不安剤のようなお薬は常用すると断薬がつらいので、私は頓服として使っています。

 

昨年、ADHDと診断され、お薬が飲める、飲んで、この今までずっとつきあってきたしんどさが治るかもしれないと知ったとき、とてもドキドキしたことを覚えています。

 しかしながら、お薬だけでは改善はできても、治るというわけではないようです。

 

それに、特にストラテラを飲んだときに自分らしさがどんどん失われていくことに

気づき、私はADHDの特性を性格的特性として長年持って生きてきたのだなあとも思いました。

 

よくも悪くもこれが私で、この私で生きやすくなるためにはどこをどう工夫すればいいのか。

お薬も、生活の工夫も、周りの協力も、いろんなことを試行錯誤しながらうまく、

少しでも楽に生きていけたらいいなあと思います。

 

 

またADHDのお薬はジェネリックがなく、値段が高いので私は自立支援医療制度を利用しています。

こちらのお話はまたの機会にしたいと思います。